南ヨーロッパを熱波が襲う中、バルセロナがホームレスの人々に帽子を贈る

ギリシャの消防士らが山火事との闘いを続け、南フランスの17地域は非常警報が出ている

バルセロナはホームレスの人々に水とキャップを配り、一部の地域では気温が43度（109度）を超えた別のヨーロッパの猛烈な熱波でギリシャの消防士が大規模な山火事に対処する中、フランスは記録開始以来最高の夜の気温を記録した。

カタルーニャ州の首都では、日中の気温が38.8度に達した後、水曜深夜の気温は30度近くとなり、2010年に記録した過去最高気温37.4度を更新した。湿度も高く、息苦しいほどの暑さの感覚が加わっている。

3,600人の弱い立場にある人々にテキストメッセージが送信され、暑さから身を守る方法をアドバイスし、水飲み場のあるエアコン完備の最も近い「気候避難所」に誘導する内容となっている。

今月、ヤシの木が倒れて若い女性が死亡したことを受け、市は31万本の木に水をやる緊急計画を立ち上げた。

スペイン 6月以来4回連続の熱波に見舞われており、木曜日には全国的に気温が40度を超えると予想されている。 週末は南東部を除いて涼しい天気が予想されています。

通常は温暖な北部地域でも被害は免れず、バスク地方とカンタブリア州では摂氏40度以上を記録した。 ビルバオでは体温計が43℃を示したため、数人が熱中症で入院した。

暑さと干ばつの組み合わせにより、スペイン全土が山火事に対して厳戒態勢となっている。 現在はほぼ制御下にあり、今年最大となったのはテネリフェ島で、1万5000ヘクタール（3万7000エーカー）の森林を消費した。

カナリア諸島の地域会長フェルナンド・クラビホ氏は木曜日、火災の規模が1週間以上ぶりに「1平方メートルも拡大しなかった」と述べた。 スペイン北西部のカスティーリャ・イ・レオン州で小規模な火災が発生し、多くの公立公園や自然保護区が閉鎖されている。

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2年連続の暑くて乾燥した夏も、スペインのブドウとオリーブの収穫に影響を与えている。 スペインは世界最大のオリーブオイル生産国だが、昨年の収穫量は50％減少し、今年も同様に悪いと予想されている。 最高級のエキストラバージンオリーブオイルの価格は1年前の2倍近くになり、売り上げが50％減少した。

でギリシャ、消防士たちはトルコとの国境付近やアテネ郊外で数十件の山火事を鎮圧しようと、強風と暑く乾燥した状況と闘い続けた。

この火災によりここ1週間で20人が死亡し、そのうち18人は移民とみられるが、遺体は北東部の都市アレクサンドロポリス近郊エヴロス地方の焼けた森林地帯にある小屋近くの消防士によって発見された。

EUのコペルニクス衛星観測局によると、アレクサンドロポリス火災は水曜日までに7万2,300ヘクタール（17万8,660エーカー）以上を焼き尽くし、近年ヨーロッパの国土で最大規模の火災の一つとなった。

別の大規模な火災は、アテネに隣接する最大の森林にあるパルニタ山で2日目に燃え、3回目は首都の北にあるボイオティアで燃え、ユネスコ世界遺産に登録されている築1000年のビザンチン修道院が九死に一生を得た。

消防署報道官のヤニス・アルトピオス氏は、木曜早朝に森林渓谷で「火災の爆発」があり、居住地域への脅威が改めて高まったと述べ、一方、ギリシャの気候危機・国民保護大臣ワシリス・キキリアス氏は、火災の原因は放火だと述べた。アテネ近郊で火災が発生。

キキリアスさんは、パルニタ山の北麓にあるアブロナ地区で木曜日の4時間の間に9件の火災が発生し、放火犯らにこう告げたと述べた。 あなたはそれを逃れることはできません。」